『レプリカたちの夜』読了夢野久作のような伊藤計劃のような平山夢明のような童話のような哲学とシュールとユーモアと読みづらさに溺れる心地よさ。謎を解くことが何の意味も持たない。これがミステリーかどうかなんてどうでもいい。固定概念を壊した返り血を浴び続けたひとときでした。自分・自覚・自我についてここまで考えさせてくれる作品にはなかなか出会えないことでしょう。実写化はきっとされないんだろうけど、主題歌はぜひ我々michellynchの『露光』という曲を使っていただきたい。YouTubeにあがってるなかで私のお気に入りの名曲なんだけどなぁ。

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